SAP 導入では Greenfield、Brownfield、Rollout、Conversion、Migration といった言葉がよく使われます。これらは会話を速くするための表現ですが、それだけで方針が決まるわけではありません。
Greenfield でも古い業務習慣が残ることがあります。Brownfield でも大きな整理が必要なことがあります。Rollout はテンプレートが成熟し、現地差異を軽く見ない場合に有効です。Conversion は技術的に見えますが、プロセス、データ、カスタムコード、連携準備に左右されます。
言葉の使い方
- 名称は出発点を示すもので、残作業を隠すものではない。
- プロセス再設計、技術変換、データ移行、組織変更を分けて評価する。
- 会計、購買、販売、生産、物流の現地差異を早く可視化する。
導入戦略はリスクマップであるべきです。単なるスローガンでは、正しい判断にはつながりません。