外注加工と工程外注はどちらも外部リソースを使いますが、同じプロセスとして扱うべきではありません。違いは呼び方だけでなく、在庫移動、生産指図、原価、品質責任に影響します。
外注加工では、支給部品と戻ってくる製品または半製品が中心になります。工程外注では、生産指図を軸にして外部業者が一部工程を実行します。この二つを早い段階で混ぜると、在庫状態、仕掛、原価差異が分かりにくくなります。
先に整理したい問い
- 外部業者に渡すのは材料なのか、加工能力だけなのか。
- 外部作業を購買伝票で管理するのか、生産工程で管理するのか。
- 廃棄、手直し、検査、原価差異をどこに反映するのか。
現実的な設計は、まず物の流れから確認します。材料所有と工程責任が明確になると、SAP の伝票フローも選びやすくなります。